音楽や文章、アート、あなたの生きた証、自分の作品を残しましょう!

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去年の今は、キューバにいました。またいつでも行ける場所だと思ってました・・。

コロナで海外に行けなくなって、約1年。自由に行けるまでには、まだまだ時間がかかりそう。キューバ政府がひんぱんに入国規定を変えてるし、なんといっても、直行便がないから、途中のトランジット先の入国基準も見ておかないといけない!はあああ。

去年の今頃は、キューバでレコーディングしてました。2020年は、4曲リリースして、4曲分のビデオを自分で編集。他のこともしながらだったので、かなり時間かかりましたが。
他のダンス仲間は、自粛期間中、Kindleで出版したり、自分で曲を選曲したDJビデオを作ったりと、それぞれ、いろんな作品を作ってたようです。

私が好きな言葉は、赤川次郎さんの「駄作でも完結する。」という言葉。大量のメモやメロディの切れはしがあっても、一個の完成品には、勝てません。とにもかくにも、完成させる!

私は音楽業界で働いていました。長い間、いいものでなければ、世の中に出す意味はないと思いこんでいた。特にプロになりたい人や、すでにプロだったら、常にある程度のクオリティは出さなくちゃいけないと。

でも、ここ数年で考えを変えました。
ここまで一般とプロの壁がなくなった以上、もうどうでもいいじゃない?

自己満足でもいいから、もう楽しけりゃいいんじゃん?自画自賛上等!

スペインに住んだことも大きく影響しています。なんでも発表したもん勝ちだだよね。このブログもそう。作家さんのように、うまくは書けないし、読みごたえがあるのかもわからない。でも、誰かのなにか役に立てればと思って書いています。

少なくとも、自分の生きた証を残せています。

「生きた証を残す」というのが、今の大事なキーワード。

思ったより人生は短い。いつ死ぬかわからないから、とにかく作品を残しときたい。すばらしいクオリティの作品になるまで、練って練って練り直してたら、その前に人生が終わっちゃう!!!

売れるものは作れないかもしれないし、誰も聴かない、誰も読まない作品かもしれない。でも誰か一人でも聴いてくれたり、読んでくれたら、それでいいんじゃない?!

もしかしたら、ちきりんさんが読んでくれてるかもしれませんし(笑)!

商業的に売れるものは、ある程度、大衆にウケたり、わかりやすくないといけません。極端に突出しているものは、出せないのです。

音楽と本の媒体について。音楽はすでにCDではなく、すでにストリーミングやYou Tubeにとって代わられました。この流れ、もう止められません。

どうやって音楽業界が衰退していったかが、よくわかる本、
「誰が音楽をタダにした」
ちょっと分量多いけど、読む価値あります!

本は、出版したくて、今まで何回か、出版社の人に会ったことがあります。結局、出版にはいたりませんでした。でも今は、Kindleで出版できます。
最後に会った編集者は、
「Kindleは、出版とは認めない。」
と言ってましたが、これも今となっては、もう止められない流れだと思います。特に海外に住んでいたら、Kindleはありがたい。

もちろん、今でも商業出版やCDリリースができるのなら、それに越したことはありません。その代わり、ビジネスにしてしまうと、アーティストは自分の意志だけで、100%自由に作品を作ったり、リリースすることはない。どちらが幸せかはわからないと、今は思います。アマチュアの幸せもあるんです。

わずか十数年前まで、レコーディングもMIXもマスタリングも、高い機材を使って、100万から1000万単位の制作費がかかりました。昔はリリースしたくても、出せなかった(インディーズはあったけど)。

でも今は、曲を自分で作って、レコーディングして、MIXしてマスタリングして、世界配信まで、全部できます。ミュージックビデオも作れて、発表する場があるんです!これを楽しまない理由はない!
自分でできない人は、ネットで探して外注もできるし、それもインターネットを使えば、日本だけでなく、世界から人を探せます!

つまり、レコード会社とか、出版社がなくても、めちゃめちゃ売れたい、とか、稼ぎたいとかは別として、自分でリリースできるようになってしまったということ。
私たちはもう、なんでも自分でリリースできます!リリースしちゃいましょう!

音楽や文章、絵やアート、形はなんであれ、自分の作品を残したい人は、絶対にいるはず!人生後半になったら、特にそう思うはず!

私の場合:キューバについて、書きかけの原稿がありました。コロナの影響もあって、内容がそのままでは出せなくなり、放ったらかしに。そこへ、前に書いたように、ダンス仲間がKindle出版(他にも商業出版してる知人もいます)。
そうだ、自分で出版すればいいじゃん!というわけで、また続きを書き始めました。

人間はみんなアーティスト。

これまでつちかってきた、音楽や、いろんな能力を使って、あなたの作品のお手伝いができたら、私はうれしいです。自分たちの生きた証を残しましょう!

世界に出られない、この時間に、一緒にクリエイティビティを発揮しませんか?!