キューバのパンは、手づかみで渡される!

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ピザ窯みたいなので、パンを焼く

シャワーのお湯が出ない、トイレ流れない、トイレで手が洗えない(水が出ない、蛇口壊れてる)、突然の停電。これらはなんとかあきらめがついた。
水のシャワーでもなんとかなるし、トイレはもう流さない。多少汚いトイレでも平気。手が洗えなかったら、もう洗わないし(!)で、どうしても気になる時は、ウエットティッシュを持っていく。停電は、電気が来るまで待つ。

そんなキューバで私がなによりへこんだこと、それは、

「パンを手づかみで渡されること!!!」

本当にへこんだ。パンをはさむトングなんかない。パンを買いに行くと、汚いお札を受け取ったその手で、パンを素手でわしづかみにして、渡してくれるのだ(泣)。神経質な人や潔癖な人は、食べられないかも。でもこれしかないから、腹をくくって食べることにする。手づかみされたことは、忘れよう!
袋もくれないことが多いので、ビニール袋持参。日本からきれいなビニール袋を大量に持っていく。
「キューバって、パン手づかみで渡すんだね。他の国では、素手で渡すなんて、考えられないよ。」
とキューバ人に言ったところ、
「そうなの?」
となんの疑問にも思ってないようだった。日本で、あんなに衛生に気を使って生きているのが、バカらしく思えてきた。

ある日、パン屋さんで、焼くところを見せてもらった。ピザ焼くような窯で丸いパンを焼いていた。
ちなみに、パンは、どこで買っても似たような味と形で、日本みたいに種類の豊富なパン屋さんはすごく少ない。だからどこのパン屋で買おうかなとか、そういった楽しみもない。
パン屋を見せてもらって、やはり驚いたのは、パンをそのまま棚に放置していることだった。ここは南国、虫も多い。しかたないけど、ビニールに入れてるわけじゃないから、虫がたかっても、なにしても、わからないよね・・・。

とにかくキューバじゃ、あきらめが肝心なのだった。

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