キューバで鶏肉を探し回るの巻

Pocket

今回はハバナの自分の住んでるエリアから、鶏肉が売り切れて、どうにもこうにも見つからなくなってしまった。キューバでは、なぜか鶏肉は普通の肉屋では売ってなくて、スーパー的なところにある。肉屋さんでは、主に豚肉やハムを販売。

私は外国人なんで、「まあ豚肉でも食べとくか・・」と思うけれど、豚肉は、キューバの所得から考えたら、かなりお高め。「肉を食べるのは、週一回だよ。」と言うキューバ人もめずらしくなく、自分の生活のぜいたくさに気づかされる。肉を買いに行くと、まあまあの確率で、多めに買わされる(買えると思ってるので、一切れずつがデカい!)。ちなみに、肉は常温で、そのまま売られてます。ハエも時々たかってる。

 庶民は毎日豚肉を食べられない。だから豚肉よりは安い鶏肉が先に売り切れちゃう!牛肉なんて、売ってるのを見たことがなくて、レストランでしか食べられないんじゃないかと思う。

 そんなわけで、困った時は助け合う。近所の人にも、

「どこかで鶏肉見かけたら、教えてね。」

と言われ、お互いどこで鶏肉を買えるか情報交換。今までの人生、日本で食べ物が買えなくて探し回った記憶はない。本当に恵まれた人生に感謝!

数日後ついに、スーパーで鶏肉発見した時は、うれしすぎて、また証拠の写真撮る!凍ってなきゃいけない鶏肉が一部解凍されてて、鮮度が大丈夫かわかんなかったけど、とりあえず凍ってそうなのを、友人の分も含め、2袋買いこんだ!

もも肉が手に入らず、鳥も丸々一羽しか手に入らない時もあったので、人生で初めて、鳥を解体。恥ずかしながら、にわとりって、こうやって解体されて、食卓に乗ってるんだ・・と今頃、キューバで学んだ!