キンキーブーツUK舞台版を映画館で観た!おすすめ!

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キンキーブーツ、舞台版の映像を観てきました。映画もあるみたいですが、今回は、イギリスの演劇版。

率直な感想は、「舞台の映像を映画館で観る!この手があったか!」ってこと。

海外に行けない今、舞台を観に行くこともできません。海外に行けない人、また地方に住んでる人にとって、これは本当にありがたいです。

映画館で観て、舞台の臨場感味わえるの?と半信半疑でした。けれど、しっかり舞台の感じを味わえました!
もちろん、生の舞台にはかないません。でも映画館の大きいスクリーンの世界に没入するというか、観客と一緒に、その客席で観ているような気分になります。家で観てもいいのかもしれないけれど、やっぱり映画館の巨大スクリーンで観るのは、全然違います!!!

私が観たのは、丸の内ピカデリー。

とにかくスクリーンがデカい!料金が3000円で、ちょっとお高いせいなのか、数人の観客しかいませんでした。もったいない・・。お値段高くても、払う価値あり!
2階の席がおすすめということで、ほとんど全員2階の最前列へ。

生の舞台と違って、ちゃんとカメラも割ってあって、俳優の表情とか、細かい部分まで撮って編集されていて、映像としてもよくできていました。終わった時は、スタンディングオベーションしたかったくらい。
あと、日本語字幕がついてるので、お話が非常にわかりやすい。

お話は非常にシンプルで、ありのままを受け入れることがテーマとなっています。
舞台の映像観て思いましたが、やっぱり歌って踊るってすばらしいよね!自分はストーリーとは関係ないのに、生きててよかった感が生まれました。

あと、映像って、脳に与える影響が大きいな、としみじみ思いました。私は普段から、自分が体験したくないような映画を観たり、本を読んだりしないようにしていて、できるだけハッピーな気分になれるものを選んでいます。そんな都合のいいことばかり、と思うかもしれませんが、いいんです。

なにかに追われたり、地球の危機とか、戦争映画とか、宇宙にひとりぼっちとか、トラウマとか悲しみとか、もうどうでもいいよね。自分に関係ない悲劇的な状況より、現実の方が大変すぎて、今となっちゃあ、もうそんな映画や本、観たくも読みたくもないですわ。あの手のモノは、平和な時に観るものだったな、つくづく思います。

そういう意味でも、キンキーブーツはおすすめ!絶対いい気分で映画館を後にできます!ほかの舞台も映像化してほしい!!!

今、音楽も舞台も、とにかくお客さんを入れられない、興行を打てなくて、先行き不透明です。もちろん、配信で観ることはできますが、家でこじんまり観ても、なんか楽しくない。もし可能だったら、世界の舞台を映画館で観られたらなあ!!って思いました。ここになにか、エンターテインメントの可能性が開けたらいいのにね・・。そういえば、オペラとかは、時々映画館でやってましたね。

そしてもっと劇場に行って、お芝居を観たいな、と思いました。もしそういうチャンスがあったら、ちょっとチケットが高いかもしれないけれど、劇場や映画館に行く価値は、絶対にありますよ!