やってくれたな!Vueling Air!フライトキャンセルと、フライトキャンセルされた時、注意すること6

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好きなだけに・・思いも強く、以下長文↓

快調に旅を続けていたのだけど、ヨーロッパに入ってから、とたんにいろんなアクシデントに見舞われた。20年以上、旅をしているけれど、今回ほどひどい旅はなかった。もう海外旅行はやめようかと思ったほど。ま、そうは言っても、また行くんだけどね・・・。

今回は、とあるバンドのヨーロッパツアーを観に行ったのだった。がしかし、ヨーロッパに着いたら、エージェントがグダグダで、ライブスケジュールをいくつかキャンセルされた。そもそも前の段階から、オーガナイズがひどく、日本では考えられないほど雑。そのためどこにいればいいのか、まったく予定が立たず、毎日次の日の宿を予約するハメになったのだった。

いよいよバンドのメンバーが、ライブに向かおうとすると、ホテルのドアが開かなくなって、大騒ぎになるし、書いたらキリがないほど、事件が起こり続けた。
斎藤一人さん式に、ツイてる!と言えば、ツイてくるように、一回ツイてないとなると、とことんツイてない。
週末をパリで過ごし、ローマに戻るところで、事件は起きた。Vueling Airが、一気に3、4便まとめて、フライトキャンセルしたのだ!!!もうこれ地獄ですよ!!!!!!

一便でもフライトキャンセルか、全員ロストバゲージとかになると(以前、ストで全員分の荷物乗らなかったことがある。それもフランス)、手続きにとんでもなく時間がかかる。今回は一度は搭乗開始したのに、フライトキャンセル、それも一気に3、4便!は~。ため息しか出ない・・この先が思いやられるよ・・・。

案の定、Vuelingのカスタマーサービスは、長蛇の列。
こういう時は、
1、とにかく、いち早く、列に並ぶ(しかない)。
2、冷静に、回りの状況を判断。なにか変化があれば、すばやく動く。
3、まわりの人と、情報交換。できれば仲良くなっておく。←これ大事!

スペインの航空会社なので、スペイン人が多かった。なので、スペイン人の性格に合わせ、ちょっとずつ距離を詰める(注:国民の気質によって、使い分ける)。連帯感を出して、仲間的なものになっておくと、次の情報が入りやすい。一人旅は、なんかあった時が、一番大変なのだ。
この作戦で、かなり時間短縮もできて、ホテルにも連れていってもらえることになった。

が、しかし・・。もうほんと、Vueling グダグダすぎ!
担当は2人だけで、数百人単位の客をさばこうっていうのだ!次の便は、明日の夜中!遅すぎ!
フライトキャンセルしたいと言ったら、
「ネットでしか、できません。」
の一点張り。バカなの?!そこにあんの、パソコンじゃん!で、ネットにつなぐも、「キャンセルできません。」と出て、全然キャンセルできない。

4、一人聞いてダメなら、別の人にあたること。3~4人同じことを言えば、誰かが動いてくれる(一人聞いたところであきらめるな!)

5、異性(女性なら男性、男性なら女性)にたずねる
確率的に、こちらのほうが親切な人にあたりやすい(経験上)。

結局、3,4人に聞いて、男性スタッフがやっとキャンセルしてくれた。がしかし、そのあと、お金が請求されて、またVuelingに「お金返して」とメールしたり、忙しいのだった・・。

5、食べ物は、なんかしら、確保しておこう。

長くなりそうだったので、とりあえず、サラダを買っておく。海外の空港は、早めに店が閉まる。24時間コンビニもないので、なににおいても、先手先手を打つこと。ちょっとしたパンでもクッキーでも、なんでもいいので、持っておくこと。

5時にフライトキャンセルになって、全員の手続きが終わったのが、夜中12時。とあるホテルで降ろされるが、そのままスタッフ立ち去ってしまった!おいおい、どうしてくれるんだよ!!!
残ったのは、スペイン語しか話せないスペイン人10人と、イタリア人と私。ホテルの人はスペイン語わからないのに、スペイン人がわちゃわちゃスペイン語しゃべるので、現場はもう大混乱。
私とイタリア人だけが英語を話せたので、フロントと交渉するも、部屋に入れず。Vuelingから連絡来てないそうだ(あとで聞いたら、夜の12時じゃなくて、昼の12時からだって!それまでどうすんのさ、バカなの?PART2!)。
空港へ戻り、結局一晩、空港で過ごすことに。ローマには行けず、徹夜した。なんのために?!私がなにをしたっていうの?!
疲れすぎて、なにも考えられないが、とりあえず、先手先手行動↓

6、とにかくコンセント確保すること!

空港では、スマホ、パソコンの電源が落ちたら終わりなので、みんなコンセントの取り合いになる。いち早く、充電場所を確保すべし。なお充電してる電話からは、離れないこと(なくなります)。

疲れと逆上で、目が冴える。どうしても、ローマに行かなくてはならなかったので、無理して、パリーバルセロナーローマを買ったのに。当日の他のエアラインのチケットは、すべてsold out。月曜日の便をキャンセルされ、みんなが振り替えた結果、すべて満席になってしまった。
実は、パリーマドリッドとか、パリーバルセロナは、行きやすいのに、パリーローマが、2時間と近い割に、あまり便利な便がない。仲悪いんだろうか、と思ってしまう・・・。

コンセントにスマホを差し、ネットで探しに探しまくった結果、アムステルダム経由だったら、数時間後に飛ぶ便でローマに行けることがわかった。しかも残り一席!
すっごく高かったが、えい!とチケットを買い、この時いた、ORLYからCDGへ始発バスで移動。ホント疲れたけど、どうせ徹夜だし、なかばヤケクソ。
この乗り継ぎ便、2便とも飛ばないとアウトだし、最初の便が遅れたら、これまたアウト。結構賭けだったけど、さすがKLM、ちゃんと飛びました。ありがとう、KLM!ありがとう、日本のパスポート!

6、何事も、はっきり強気に交渉する。
あれがしたい、これが欲しい、これは嫌だ、なんでもはっきり言ったほうがよいです。朝食、ホテル、タクシー、なんでもとりあえず言ってみるべき。

食べなかったけど、朝食チケットくれました。ホテルの件も、クレームちゃんと入れた。

私はLCCの中では、Vuelingが一番好きだし、今までもたくさん乗ってきた。スタッフも悪くないし、料金も良心的。でも今回ばかりはね・・。
やってくれたな、Vueling!!!

PS 当日は、なんでキャンセルしたか、カスタマーサービスでも不明(マジかよ)。翌日になって、
「天候不良のせいです。」
と言っていたが、他のエアラインは飛んでるんだよ!!なに言ってんだ、Vueling。

あ~もうしばらく乗りたくない!と思うけど、また乗るんだろうなあ・・・。