人から「やってみたら?」とすすめられたことに答えがある!

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やってみたら、なにか花開くかも・・~スリランカ バーべリンホテルにて~

旅はいろんな出会いをもたらしてくれる。たとえば、飛行機の中での出会い。
今でも忘れられないのは、スリランカエアで、アーユルヴェーダへ行く時に、席が隣になった、日本人マダムのこと。
彼女は、今はリタイアされたが、長い間物書きをされていた方。毎月(!)ツアーで海外旅行に出かけていた。ツアーといっても、南極とか、アフリカとか、普通はあまり行かないようなところばかり行っていた。

飛行機によって、たまに2席がけのところがある。ザ・カップルシート!これ、2人旅だったら楽しいと思うけれど、たまに1人旅の人と一緒に座ることがある。フレンドリーな人とだと、楽しい時間だ。

幸い、マダムは世界120か国以上を回ってきた、好奇心旺盛な方で、お話好きだった。私たちは意気投合して、スリランカに着くまで、いろんな話をした。
マダムは話し始めてすぐ、私に言った。
「あなたはこの旅のことを書くわね。書くことに遊びがないとダメよ。山ほど書きなさい。そして見たこと感じたことを、これからたくさん情報発信していって。」

マダムすごい!なんで今それを私に言う?!
当時、書くことにとても悩んでいたのだ。

日本に帰国してからも何度か、手紙のやりとりをしていた。今回、久しぶりに思い出したのは、先日、陶芸家の先生に言われたことと、ほぼ同じだったからだ。

スペインに住んでいた時はいろいろ書いていたものの、ここ最近はほとんど書いていなかった。文章はみんな書けるし、うまいし、私が書かなくても、と思ってた。
でも、ああもう書けない、と思うと、必ず誰かがメッセージをくれる。

スリランカで代々占星術師をしている人には、
「書くこととアート、音楽が向いています。中でも一番向いてるのは、ジャーナリストです。」
と言ってくれたし(注:スリランカでは、占星術は、結婚や人生を決めるほど、大切なものとされている)
別の占星術師にも、
「書くところに星が入っているので、曲でも文章でも、なんでもいいので書いてください。」
と言われた。

いろんな人が何回も書け、書け!って言ってくれるということは、書けってことかも!と思う。そして、そんなに人が言ってくれるのなら、才能うんぬんにかかわらず、とりあえずやってみてもいいか!
そう思って、このサイトを始めたのだった。

人にはなにかしら、得意なことがある。友人には、
「なんか旅してるっていうか、取材してるみたいだよね。」
言われたことがあったっけ。そういえば、旅してるときも、音楽を聴くときも、気がつかないうちに頭の中で分析していて、文章(または譜面やコード)を考えている。自分では気がつかない、無意識でやってることの中に、答えがあると思う。

あなたにもなにか、みんながすすめてくれること、向いてると思う、と言ってくれることない?

それ、とりあえず、下手でもいいからやってみよう?!

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