那覇のお魚ランチ おすすめ 「漁師めし おやじ８０」
大好きな「ふみや」、ただいま休業中でした・・（２０２０ １０月）
那覇で、どうしてももう一度行きたかったお店「ふみや」。たしか年配の女性が切り盛りしていて、とてもおいしかった記憶が。ここで食べた（と思う）いなむどぅち（沖縄風豚汁）が気に入って、自分でも作って食べてるけど、まあ同じ味にはなりませんね。
今回も空港着いて、真っ先に「ふみや」に向かったらば、なんと閉店中（悲）！一週間前から、ふみやの沖縄料理の口になってたので（笑）、どうしたらいいかわからないけど、しかたなく、グーグルマップに「沖縄料理 ランチ」と打ちこんでみた。でも適当なお店がが見つからず、次に「魚 ランチ」と打ってみた。そしたら、歩いていけるところに、「漁師めし おやじ８０」という店を発見。急きょこちらへ行くことに。
「ふみや」から歩いて１０分、浜田というお店の中にあった（一階）。お昼だけお店を借りていて、夜はしゃぶしゃぶの店になるそう。こちらでお刺身定食１２００円をいただいた。
深海魚の刺身にアラ汁もついて、これがランチ１２００円！新鮮、おいしい♪
大将は、寡黙な漁師さんみたいなのかな？と思っていたら、めちゃめちゃお話好きで、元気でご陽気なラテン系だった！
「どこから来たの？」
から始まって、短い時間の間に、大将のこれまでの人生について、いろいろ教えてもらう（笑）。私にあれこれ聞く、というより、自分の話をどんどんしちゃうあたり、そこもラテンな感じ・・いいよね！
大将は北海道出身。アメリカに行ったあと、関東圏に住んでたり、なんかいろんな仕事して、最終的に沖縄が気に入って、今は漁師とのことだった。今は船に乗って、３５０メートルの深さで深海魚を捕り、昼はこうして、その捕った魚を、年下の奥様と一緒にランチで提供しているのだという。とても素敵な人生だと思う。
大将の話に、口をはさむスキもなかったけど(笑)、私が一番感動したのは、大将があっけらかんとして、幸せそうだったこと！
私は「職人的に、何十年も一筋に同じことをしている人がエライ。」という思い込みが強くて、職を転々としたり、続かない人はダメだと思っていた・・。実は、それほど強く思い込んでいるとは、大将の話を聞くまで気がつかなかった。
私はいろんなことをやりたいタイプで、ひとつだけにしぼれないし、全部やりたい。そんな自分はダメだと、どこかで否定していた。でも、自分の人生なんだから、いろんなことやったっていいのだ！
職業に一貫性がなくたって、幸せならそれでいい。大将の話を聞きながら、そんなことを考えていた。
大将も人生いろいろ、ご苦労はあったと思う。でも結果オーライなんだよね。なんたって元気だし！見た目も若いし！つくづく気の持ちようというのを考える。漁やって、ゴルフして、元気いっぱい。年取ったら引退とか考えないで、生涯現役なのかな。
「おやじ８０」の８０は、８０歳なんだそうで、
「来年になったら、おやじ８１に変えるよ～。」
と言っていた。８０年代からやってる店じゃなかった（笑）。でも、とてもじゃないが、８０歳には見えない。最近の８０歳は、若いのだ。
グーグルの評価で、４.５点（２０２０年１０月現在）をたたき出していて、うれしそうだった。できる限り、お元気で、奥様とお店を続けてくださいね。また行きます。
漁師めし おやじ８０の場所など詳細↓