AIRBNBに泊まってわかった、レビューではわからないこと

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便座のないトイレ、海外でありがちだけど。

AIRBNBで予約したハバナのカサ。2軒目はハバナ・ビエハの好立地にした。大きな道路に面していて、夜の出入りも安全。そして数少ない、エレベーター付きのアパート(いつ止まってもおかしくないような古さだったけど)!
オーナーが「踊りが好きです」と書いていたので、このお宅に決めた。毎晩踊るため出かけるので、理解がある人のほうがいいなと思ったのだ。フレンドリーで、日本人にも好意的な、陽気なご家族だった。

で、このお宅で考えたのは、AIRBNBの評価システムについて。
AIRBNBでは、オーナーと借り手が、両方レビューをつけることができる。外国人はストレートなので、悪く書いている人もいるけれど、だいたいは、いいことを書きあうんじゃないかなと思う。私は日本人なので、あまり悪いことは書きたくないし、思ってても書けないような気がした。

というわけで、AIRBNBの場合、行ってから、「そうなの?!」ってことがいろいろ起こる。
こちらのお宅は貸している部屋が2つあって、ひとつの部屋は、広くて窓があった。で、私の泊まっている部屋は、小さい部屋で窓がなかった。いや、窓はあったけれど、通路に面していているためなのか、なんと段ボールで窓をふさいであった(衝撃)!カーテンじゃないのがキューバなのか、なんとも新鮮・・・。
今までの経験上、部屋に窓がないと日も入らない上、風も通らないし、独房感満点になる。今度から部屋に窓があるか、写真でちゃんと確認しなきゃ!

実はAIRBNBだと、部屋の配置や間取りまではわからない。私の部屋はリビングに面していて、一日のかなりの時間、家族がTVを観ていて落ち着かなかった。TVは私の部屋の壁の裏側についていたし、壁がうすいので、音がズンズン響いてくる。でもそんなこと、レビューには誰も書いてない。もちろん家族と交流したり、一緒にテレビ観たり楽しんだけど、部屋的には結構落ち着かなかったよね・・。

修行のような少しの水量しか出ない、私のシャワールームは、洗濯機置き場にもなっていた(これも行ってからわかった)。毎日お掃除の女性が来て、私のシャワースペースに、バケツの水を捨てたり、洗濯排水を流したりしている(泣)。シャワー兼排水口!
自分が体を洗うところに汚水を捨てられて、なんかへこんだ・・・。

でもなにより私が落ちこんだのは、家のトイレに便座がないことだった!!!

今までいろんなところを旅してきて、便座がないことはよくあった。海外のトイレは汚いことが多いので、便座に座らないでも用は足せるように、自分なりにに進化はしている。
でもそれは外のトイレの話。家のトイレには便座が欲しいの!家くらいは座って落ち着きたい!

でもないものはしかたない。こんなこともあろうかと、トイレで使えるウエットティッシュをたくさん持ってきてよかった。使うたびに、毎回ふいてきれいにする。もしかしたら、便座は割れたのかも。それに、便座だけ調達するのは、もしかしたらこの国では難しいのかもしれなかった。
AIRBNBのレビューだけではわからない、こんなこともあるのだ。

※あとで、長年キューバに住んでいた人に聞いたら、
「おそらく便座は、体重が重くすぎて割れたんじゃない?または、お尻が大きすぎて便座にはまらないので、取ってしまったんじゃ?」
とのことだった(ウソでしょ)!確かにカサのママは、かなり太っていたよね・・。
そして、キューバで便座だけ入手するのは困難だそうで、
「どうしても便座が欲しかったら、持参すれば?」
と言われてしまった。便座持参?!斬新!

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