キューバのイベント BAILA EN CUBA ダンスクラス予約まで
のんびりしてるから、しかたないけど・・・
キューバでは、毎年いろんなダンスイベントが行われている。今、ヨーロッパなどでもこの手のイベントは盛ん。日中は、世界から先生を招いてダンスレッスン(グループ)、夜はダンスパーティというスケジュールが多い。
BAILA EN CUBAは5日間。昼は毎日レッスン、夜は毎日キューバのバンドが3組ほど出るので、いっぺんに観られてとても効率がいい。しかも来てるかなりの人が踊れる!会場も広いし、オープンエア♪なんといっても、外で踊るのは気持ちいい!!
でも、これに参加するまでが長い道のりだった。ライブだけなら、直前でもネットでチケットが買えるので、問題ない。私はレッスンから参加しようと思ったので、結構大変だった。
だいたいこういうイベントは、数ヵ月前に予約しなくちゃならない(ほかの国では、ほぼネットでチケットが買える)。さっそく問い合わせのメールを送ったが、メールの返事が全然来ないのだ。のんびりしすぎ!今の時代、メールの返信は、待てても3日か4日。ネット環境の悪いキューバでも、1週間以上は長いでしょうよ・・。
サイトを見てみると、みんな返事が来なくて、困っていると書きこまれていた。
まず問い合わせた時期が8月(夏休み?)だったのも悪かった。さらにややこしいいことに、オーガナイザーがドイツで、イベントが行われるのがキューバだったこと。誰になにを聞いたものやら、途方にくれた。
イベントがあるらしい(?)ホテルは、ネットで予約ができなかった(イベントサイドが全部押さえてしまっていた)。あるらしい、というのは、イベント直前まで、どこでなにが行われるか、よくわからなかったからだ。こんなことがよくある。
♪ラテンの国での三原則♪、
なんとかなる
どうにかする
行ってから考える
あれこれ考えてもしかたない。最善をつくして、あとはなるにまかせるのだ。
メールを送って1か月以上、すっかり忘れかけていたころ、「ホテルあります!」と短いお知らせメールが来た。今頃?!
とにもかくにも、その後は「返事ちょうだいね!」と神に祈るような感じで、何回かメールをやりとり。やっとドイツにお金を送るところまでこぎつけた。ライブチケットだけだと、ネットで買えるのに、ホテル代込みだと、お金を送らなくちゃならないらしい。しかもユーロの国なのに、ドルで送ってくれと言う。いろんな「なんで???」が浮かぶ。が、しかたない。
振り込みに行った日本の銀行の人に、
「ドイツの通貨はユーロなので、ドルで受け取る為替チャージがかかります。それにしても今時、クレジットカードで払えないんですか?」
と言われてしまった。そんなの私が聞きたいよ。キューバのイベントだから、そんなに簡単じゃないんです、という説明も面倒くさいので、言わなかった。銀行は送金目的にうるさいので、余計なことは言わないほうがいい。
こうしてドイツにお金を送ったところ、今度はキューバから、
「15ドルお金が足りません。」
とメールが来た(ややこしい)。なんで???
実は・・途中の銀行で手数料が多く引かれていたのだった!銀行は途中2、3回経由するため(日本サイドでは、何回かはわからないそう)、お金を多めに送らないといけないことを、完全に忘れていた。もちろん予想される手数料は、払っていたけれど、もっと多く銀行を経由したみたい。
たった15ドルを払うのに、もう一度送金するのは手数料が高すぎるので(およそ5~6千円ほどかかる)、
「送金手数料が高いので、ハバナで15ドル払えませんか?」
と聞いたら、OKになった。こういうゆるさが好きだ。
♪なんでもありで言ったもん勝ち、無理かもと思っても、ダメ元で聞いてみよう♪
キューバに着いて、お金を払いにハバナの事務所に行ったら、若くて細くて真面目そうな、踊りそうもない白人のキューバ女性が待っていた。なんと私は、この人とメールのやりとりをしてたのだった!もっとふっくらとした、ご陽気なおばさまを想像していたので、あっけにとられた。
こちらは踊りに来てるので、テンション高い。
「あなたはダンスに参加しないの?」
と聞いたら、
「私は踊るの嫌いです。」
と彼女はため息まじりに言った。やっぱりね・・・。
「なんで?」
「なんででも・・、ただ好きじゃないんです。」
と彼女。
そう、踊るのが嫌いなキューバ人もいるのだ!せっかくキューバにいるのに、なんかもったいない・・と思うけど、日本人全員が日舞とか盆踊りしないのと同じ。ちなみにキューバ人、みんながみんな踊れるわけじゃあない。踊りが好きじゃない人もいます。
彼女は踊りが嫌いなのに、イベントのスタッフとして、テンション高い我々を仕切らなくてはならないので、なんだか気の毒だった。すまん!
とにかく、ダンスクラス予約まで、長い道のりだった。