日本とヨーロッパ、お金の数え方の違いについて

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帰国して一か月以上たつというのに、あまりにもいろいろ衝撃的すぎて、キューバボケが治らない。ずっとスペイン語を話していたので、頭の中がうまく切り替わらない。あまりにも自由な人たちを見すぎて、頭の中が日本人にならない・・。頭の中に音楽が流れてて、我慢して押さえてないと、道でも踊り出しそう・・♪

さすがに日本語は忘れないけど、話してると、しばらくは変な気持ちがする。
そしていつも、外国から帰った後は、うまく日本円が数えられない。レジでお金払うのに一苦労。ぱっと見て、いくらか日本円が数えられないのだ。なんでだろう?

今頃気がついたのだけど、ユーロ、ドル、キューバ通貨も含め、通貨の数字が小さいからじゃないか?ということ。1ユーロ=100円とか、130円とか、おおざっぱに言って、数字が日本円の100分の1なのだ。ユーロだと、100センティモ(セント)で1ユーロに繰り上がる。つまり100以上の数字を数えることが少ない。大きくても、せいぜい千単位。1万ユーロ超えると100万円単位になるので、あんまり日常生活に必要がないのだ。

それに引き換え、日本円は千円~一万円単位でお金が刻まれるのが当たり前、しかも消費税のため、一円単位でお金が細かい。しかも1円でも足りないと受け取ってもらえない(!)。ヨーロッパはおおざっぱなんで、1円くらいなくてもいいわ、ということが時々ある。反対におつりをくれない時もある。
さらにヨーロッパはカード社会なので、そもそもお金を細かく出すことが少ない。それなら日本でもカードで払えば、とも思うけれど、あまり少額で出すのは申し訳ないし、カードが使えないところもある。

ヨーロッパではないけれど、一回、イスタンブールの空港で、出国前、
「これしかお金ないですけど、このパン買いたいです。」
と頼んでみたら、OKになったことがある。たぶん、5円くらい足りなかったと思う(注:ただし、男性に頼んだ)。

日本もこれくらい、アバウトだったらいいのにな、とちょっとだけ思う。

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