映画「エルネスト」で、阪本順治監督、オダギリジョーさん、永山絢斗さんの舞台あいさつを観てきて、思うこと!

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革命博物館にて@ハバナ(映画とは関係ありません)

人生で初めて、舞台あいさつ付きの映画を鑑賞してきた!いろいろ思ったことがあるので、書いてみたいと思う。
まず思ったのは、今まで、なんで行かなかったんだろう?ということ。楽しいじゃないの!

今回は、映画「エルネスト」なので、阪本順治監督、オダギリジョーさん、永山絢斗さんのあいさつがあった。もうオダギリジョーさん、かっこよすぎ・・・。
永山さんが、映画に合わせて、昭和テイストのスーツを着てきてたのに対し、オダギリさんは、黒のジャケットに、白地に黒の模様が入ったロングチュニック、黒のパンツに、ごつめのブーツ、THEオダギリジョー!ファッションで登場。こんな格好が似あう人、なかなかいない。このぶれない感じがとてもよかった!

オダギリさんが俳優を始めた頃になりたかったのは、スティーブ・ブシェミみたいな名脇役俳優ということで、なんか納得。今は主役を張ってるけど、なんとなく、個性的な感じが似てなくもない。

そして驚いたのは、舞台挨拶って、まあまあ時間が長いってこと!ネットやTVでは、言葉が切り取られているので、普段私たちが目にするのは、ほんの一部。実際はもっとしゃべってた(当たり前だけど!)。

この日も、「ネットをざわつかせているようですが・・」
とオダギリさんは笑いながら、
「(できることなら)働かないで暮らしたい。」
と、またおっしゃっていた。いろんな意見があると思うけれど、これはちきりんさんの書いている、大橋巨泉か森光子か、に通じるのかも、と思う。

一生現役でがんばるか、ある程度お金を稼いだら、自由に暮らしたいか。私は大橋巨泉派なので、オダギリジョーさんの意見に賛成。先日、TVで新庄剛志さんも似たようなことを言っていて、
「もうお金あるのに、なんで仕事辞めないの?」
と無邪気にMCに聞いていた。自由がなにより大切だと思っている人は、お金より自由度の高い暮らしのほうが、プライオリティが上なんだと思う。

お金持ちより、時間持ち。わかる。

このコンセプトがすごくわかる、おすすめの本、
「Die With Zero」ビル・パーキンス著 読んでみてね!

オダギリジョーさんも、ただ自分に正直な方なんだと思う。

それから阪本順治監督、やっぱりすごい方です。この企画を通しただけで、もうすごいと思っちゃう。普段邦画を観ないので、そんなすごい方とはつゆ知らず、先日も、普通に話しかけてしまったけれど・・。
今後の日本の映画についても、オダギリさん、監督、両方が語られていた。この先、いい映画を作り続けるには、エルネストみたいな映画を観客が観てくれることが大切だと(ここは要約)。

特に監督が、この映画を撮った経緯について、
「以前、高倉健さんに脚本を依頼されて、それから日系人を書くことに思い当たった。その企画はなくなってしまったけれど、それがなければ、日系人を描こうとは思わなかったし、この映画になることもなかった。」
とのこと。なんかすごく納得。今まで、監督はなんでこの映画を撮ろうと思ったんだろう?とずっと謎に思ってたから。

こんないろんなことが、20分くらいの間に起こって、いろいろ頭の中が忙しい。

そしてそして!なにより驚いたのは、最後に観客の写真撮影タイムがあったこと!SNS時代、写真は宣伝のために拡散していいんだね!!!知らなかった。でもスマホなんかじゃ、全然きれいに写らない。今日こそ、一眼レフを持ってくるべきだったと、激しく後悔!

舞台あいさつには、いい一眼レフ、持って行こう!でも、必ず撮っていいと言われた時だけ、撮影してね!私のカメラ、CANON 6D Mark2。

映画 「エルネスト」 DVD


↓ 映画 エルネスト公式ページ(音が出ます♪)

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