エスプレッソメーカー ヴァリラ社 イザベラ 直火 10カップのレビュー♪
バリラ社のイザベラ、おすすめします!
スペインで使っていた、ステンレス製カフェテーラ(エスプレッソメーカー)が、水漏れするようになってしまった。いつもなら、ヨーロッパで買うのだけど、今は旅行にも行けないので、今回は日本で探すことに。
が!日本で買えるエスプレッソメーカーは種類が少ない上、お値段も高くてビックリ!
エスプレッソ・メーカー(直火)は、スペインでは、金物屋とか、ちょっとしたお店にも置いてあるような日用品。
今まで使っていたのは、6カップ用。スペインの金物屋で、20ユーロくらいで買ったかな。その時、念のため、予備のパッキンも一緒に買ったけど、いざはめようとしたら、まったくはまらない別物だった(爆笑)!
あいつめ~!自信満々にパッキン出してきた店主の顔が目に浮かぶ。でもこれがスペイン(アンダルシア)なんだよね・・。怒りより、おかしさがこみあげちゃう。
スペイン式だと、カフェコンレチェと言って、エスプレッソにミルクを入れて、たっぷり飲むことが多い。エスプレッソ6カップだと、いつも微妙に量が足りないと思ってたので、この際、大きいのを買うことにする。
そして、6カップの次のサイズは、なぜか10カップになってしまう。8カップがないのはなんで?!スペイン、イタリア?!の謎・・。
もしかして、エスプレッソはバルで飲むから、そんなにどデカいカフェテーラは、大家族でもない限り、いらないのかしら。
余談だけど、スペインでは、たいていのバルでエスプレッソが飲めるし、値段も安い(1~1.5ユーロくらい)から、ちょくちょく、ささっと飲む。日本では、どこででもエスプレッソがあるわけじゃないし、あっても高いし、普通のコーヒーは薄くて悲しくなるしで、家のエスプレッソ・メーカーを置く意味がとても大きい。
そんなわけで、検索しまくって、見つけたのが、エスプレッソ・カフェティエーラさん。
ありがたいですよね。こんな懇切丁寧なお店は、日本だけだと思う。
他にAmazon.es(アマゾン・スペイン)のレビューなども読みまくって、とりあえず、イタリアのイルサか、スペイン、バリラ社のイザベラにすることに決めた。
※アマゾンのレビューは、スペイン語ですが、スペイン語読めなくても、翻訳にかければ、内容は読めます。たぶん、イルサのほうが、レビュー得点?!は高かった。
イルサもイザベラもステンレス製の10カップ用を出している。イルサは、申し訳ないけど、デザインがまったくかわいくない。昔の食堂のピッチャーにしか見えないのに、お値段も、日本円9000円以上するし。
一方、イザベラは、お値段7040円で、形もかわいいし、こっちのほうが好み。でもあるバリスタの方が、「購入を勧めない」と書いていたので、ものすごく買うのをためらった・・。
でもスペインブランドを応援したいし、お値段的にもイザベラを買うことにしました。
私の結論:イザベラはおすすめできますよ!ちゃんと濃いコーヒーが抽出できます。
注文したら、すぐ送られてきた!ちょっとしたやかんより大きくて、笑っちゃうデカさ!
これ、ほんとにエスプレッソ・メーカーかな~?!と二度見してしまう。
粉を入れるところの直径はなんと8,5センチ!どんだけ粉がいるんだよ・・(写真ではあまりわかりませんが 笑)
水をどのくらい入れるか、上から見てわからない?のぞきこめば、見えるし、そんなのだいたいで大丈夫じゃない(スペイン仕込みのアバウトさ)?!
ま、わかりにくいっちゃわかりにくいけど、そんなに言うほどでもない。
どうしても、毎回同じにしたい人は、計量カップで水をはかって入れたらよいですよ。
中身も見えるし、洗ってから逆さにしても水滴切れないのも、たぶん、スペインでそんな細かいこと気にする人いないからだと思う。
コーヒーがうすく仕上がる、というのも、いわゆるカフェで飲むようなエスプレッソは、できないということで、私的には、味もこれで十分。バリスタではないので、細かいことはどうでもいい。本気のエスプレッソは、カフェの加圧式のやつで飲んだらよし!
コーヒーなんか、し好品なんだから、自分がよけりゃそれでいいんです!
取っ手がつまみにくい、と書いてあるページもあったのですが、これも、まあこんなもんじゃないかな~。デザイン性を取ったんでしょう。いつもどこかに抜かりがあるのもスペイン的。それすら愛しく感じられる、スペイン愛。
ひとつ言えることは、「スペイン製なんだから、細かいことは気にするな!」です。それより、日本にはるばるやって来てくれたことに感謝。
アルミか?ステンレスか?前に使っていたのは、ステンレスでしたが、最後、こげて汚くなってしまいました。ステンレスでも使っているうちに変色するし、エスプレッソ・メーカーはある程度、消耗品だと思っていた方がよいかも。
大きさについて エスプレッソ・メーカーは、大は小を兼ねないとのこと。イルサは減量フィルターがついているので、半分の量の粉でもコーヒー作れるそうですが、そのフィルターを生ゴミと一緒に捨てそうな気がするし、自分がそんな面倒なことするとは思えなかったので、あきらめました。
やかん並みにデカい10カップですが、上の部分(コーヒーがたまる部分)の半分くらいしか、コーヒーは上がってきません。あとの部分は、上がってきた時に、あふれないような設計のため、大きくなってます(それにしても、デカいが)。
コーヒーの粉を少な目に入れてますが、十分この濃さ抽出できます!
火力 弱火で5~6分でできました。ものすごく静々とコーヒーが沸いてくるので、5分くらい経ったら、そばで待機していたほうがよさそう。ポコポコしてきたら、すぐ完成します。ふたを開けて見ていても、はみでないくらい深いので、様子を見て、火を止めましょう。
実は、前のエスプレッソ・メーカーは、火を止めるタイミングを間違え、空焚きしすぎて、壊れました。だから、火加減は重要だし、朝、時間がないからといって、バンバン強火でわかすのはやめましょう!
以上、イルサ社イザベラのレビューでした。