やりたいことがあるのなら、時間と情熱をかたむけよう!
大人の一日は短いのだ! ~アンダルシアの夕日~
書くことをアートに昇華するために、まず陶芸家である先生に言われたのは、
「毎日、同じ時間に同じ場所に座りなさい。」
ということ。
先生は毎日、朝食を食べたあと、朝9時頃から午後1時くらいまでと、昼食が終わって3時半くらいから6時か7時くらいまで、必ずアトリエにこもって仕事をする。たまに出てきて、素敵なお庭の水まきや、料理をしたり、出かけたりもするけれど、それはちょっとした息抜きのため。
それ以外の時間、アイディアがわいてもわかなくても、とにかくその時間はその場に座る。自分を仕事の環境に置く。家にだんなさんや誰か人がいる時でも、先生はそうすると決めている。今も多くの作品を作り続けているし、展覧会などもあるので、毎日とにかく忙しい。暇ってことがない。
「だからあなたも毎日、決まった時間に座って書きなさい。」
と先生。宇野千代さんも同じことを言っていたなあ。
書けないと思っても、とにかく机に座ること。これがなかなか難しい。でもできる限り、がんばってみよう!
もうひとつ、私がいつも思い出すのは、とある作家さんが言っていた、
「駄作でも完結する。」
という言葉。途中でイマイチだなと思ったとしても、とりあえず最後まで書いてみる。これは、文章だけでなく、絵でも曲でも同じ。もちろん完璧を目指すのはいいことだし、練りに練っていいものを生み出す方法もあると思う。
質がいいものを作るにはまず量が必要。でも、かき散らしたものが大量にできてしまって、なにひとつ形になってないんだったら、あまり意味がない。
駄作でもいったん完結させてみる。イマイチな文章でも、とりあえず最後まで書いてみる。
今は、個人がメディアを持って、自由に発表できる時代。あとは、それにどれだけの時間と情熱を費やすかだけだ。やりたいことがあったら、とにかくやってみよう!
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