キューバに女一人で行っても大丈夫?

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もっともメジャーなストリートでも、このくらいの街灯です。

久しぶりにキューバに行くことにした。これまでヨーロッパ中心に踊っていて、そこに来ている先生に習ったりもしていた。でも習いたいと思えるキューバ人の女性の先生が、とにかくいない。現地の女性と結婚した男性が多いのに比べ、女性はとにかく少ないのだ(貴重!)。こうなったらキューバに行くしかないでしょ!と思うようになった・・。

前回行ったのは、2002年と2003年、まだドルで支払いしていた時。スペイン語ができるダンス仲間と行ったし、当時、私はスペイン語が少ししかできなかったので、現地の人たちと細かい話はできなかった。

その後、なんでキューバに行かなかったのか?それは、
「女一人で行きたくなかったから。」
たいていの国は一人で行けるし、一人旅が好き。でもキューバではライブを観に、毎日夜出歩くことになる。だから一人でタクシーに乗ったり、女一人でうううろしても平気かな?と考えている間に時間がたってしまった。

というのも、前回行った時、キューバ人がしょっちゅう道で話しかけてきて(たいてい物売りか金がらみ)、しつこいのがちょっと怖かった。夜は電気が少なく、道も暗かった記憶もある。ほかの国だったら、一人歩きは完全にアウトな暗さ。

でも行きたいなら一人でも行くしかない!と勇気を出すことにした。
以前とは違い、この10年で、ベーシックなスペイン語と英語も話せるようになった。ちょっとずつ、準備はしてたのだ。

~久しぶりに行ってみた感想~

キューバは、女一人で旅しても大丈夫な国。ただし、ふつうの旅で気をつけるようなことは、気をつけること。以下、基本的なことだけど、

1、夜、暗い細い道には入らない。大通りを歩くこと。
街灯が少ないので暗いけれど、比較的安全。ただし注意して!

2、なるべくバッグを持たない。私は夜、出かける時は、いつも手ぶら。
貴金属などは、なるべくつけない。ただでさえ、金持ちだと思われてるので。
あと、ものは置いたらなくなる。

3、お金を出すところを見せない。携帯もなるべく出さない。
盗まれるという以前に、ごちそうしてほしいと思ってる人が結構いる。あと携帯はなるべく見せない。日本の機種は最新で高価。

4、道で地図を見ない。どうしても見たかったら、建物やわからないようなところで見る。
人が話しかけてきやすいし、たいていどうでもいい人がやってくる。

5、話しかけられて嫌だったら、「NO!」と言う。
一回、ずっとついてこられたので、スペイン語でブチ切れたら、去っていった。何語でもいいので、はっきり意見を言うこと。なお、現地の女性たちはかなり強気。

6、タクシーの交渉は必ず乗る前にする
外国人だと、高くふっかけられる場合が多い。いいタクシードライバーもいれば、そうでもないドライバーもいる。気に入らなければ、乗らないこと。

7、服装は、現地の人になじませる
カジュアルだけど、みんなおしゃれなので、地味すぎる、またはこぎれいな日本的ファッションは、かえって浮く。少しカラフルで、タイト目な服のほうがなじむと思う。

8、できる限り、単語や短い文章のスペイン語は覚えていくこと。
英語がたぶんあまり通じないので、スペイン語は必須。あと、英語で話しかけてくる人には、ちょっと注意したほうがいい。

キューバ独特のいろんな苦労はあったけれど、全体的には、女性一人でも、楽しく安全に旅ができる国です。

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