声をかけて、人の写真を撮らせてもらおう!
~最近、人の写真は、後ろ姿とかそんなのばかりになってた @ハバナ~
カメラ歴10年以上。昔撮った写真を見返してみて、思ったことがある。
最近、全然人を撮ってない・・。
人を撮れなくなっていたのだ。あるのは風景の写真ばかり。初めの頃は、ちゃんと人も撮っている。なんでかな?と考えてみた。
ひとつは、海外で写真を撮っていると、
「日本人って、いつも写真ばかり撮ってるよね!」
と、外国人に言われ続けたこと。写真ばかり撮る人種だと、バカにされてきたのだ。でも今思う。私たちは先進的で、写真の重要性に、早くからに気がついていただけなんだって!だから今みんな、世界中で写真とビデオを撮りまくっているじゃないの。こんな時代が来ると思わなかったよね!まったく!
あともうひとつはSNS、特にFACEBOOKの存在。これが大きいと思う。
自分はなにも写真を載せていなくても、他の人が写真を載せてしまうので、どこでなにをしていたか、情報が筒抜け!おまけに写真映りもチェックできない(笑)。
それでだんだん、自分が写真を撮られることが、好きではなくなってしまった。
自分が撮られたくない → みんなも撮られたくないんじゃないか?という思いから、私は人を写真に撮らなくなっていった。だから、ヨーロッパでFACEBOOKがはやりだしてから、私は人を写す回数が減っている。
でも最近、いろんな写真を撮る方と話をするうちに、世界には、むしろ写真を撮ってもらいたい人、撮ってもいいよ、という人がいることがわかった。ちゃんと「写真を撮ってもいいですか?」とか、「本を書いてます。」などと、一言ことわってから、撮影すること。人を写す時は、そこは注意して、撮影していきたいなと思う。
自分の勝手な思いこみで、写真の世界を狭くしていたような気がする。今度から、勇気を出して、人に話しかけて、写真をお願いしてみよう。