写真にはその時の視点と人柄が写る!チェ・ゲバラと熊本のおばあちゃん、西本喜美子さんの写真を見て思うこと。

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~写真とは、自分の視点だったのです・・@ザルツブルグ~

写真は年を取ってからも楽しめる、と思ったのは、熊本のおばあちゃん、西本喜美子さんが撮ったおもしろ写真を見たから。本も出されてます。

「ひとりじゃなかよ」 飛鳥新社

以下熊本弁での感想 ↓
発想がおもしろかね!画像加工もするてだけん、こりゃ負けてられんばい!90歳近い人ができるとだったら、テクニカルなことできんなんて、弱音言っとる場合じゃなかね!
まだ若いとだけん、いろいろ試してみらんといかんばい!!

写真って、奥が深いと思う。写真には人柄まで写し出されてしまうということに、最近になって気がついた。どんな気持ちで、どんな目線でその写真を撮ったのか?なにを残したかったのか?すべてがその一枚に現れている。
愛情深い人の写真は、愛に満ちた写真になるし、シャープな世界が好きな人には、そのようなメッセージが写る。その人の見たままが、形となって残るのだ。なんかすごくない?

そのことをはっきり感じたのは、チェ・ゲバラの写真展に行ってから。風景の写真が多かったけれど、ゲバラがその時見た景色を、自分が見ているということに感動した。今まで気がつかなかった。彼は死んでしまったけれど、彼の視点は永遠に残り続ける。それが写真だと思う。なにをどう撮るのかで、ゲバラという人や人柄もわかる。写真ってすごい。

熊本のおばあちゃんとチェ・ゲバラ。組み合わせは不思議だけど、どちらも写真の力を教えてくれたのだった。感謝。

自分の視点を残しましょう!

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