道で声をかける！ストリートスナップ撮影写真教室で学んだこと、気がついたこと。
人物を撮るのは難しいです・・＠ヴェネチア
先日、ストリートスナップ写真を撮る一日クラスに参加してきた。道行く人に声をかけて、写真を撮らせてもらうという、荒行・・（笑）！自分にはまったく経験のないことをやったので、そこでわかったことを書いてみます。
この日一緒になったのは、自分を含めて、女性２人と男性３人の計５人。男性は、基本若い女性にしか声をかけない・・（みたい）。
「女性を撮ってると、テンションが上がるんです。」
と言ってた。なるほど！自分が女性なので、被写体としてあまり女性に興味がないことに、この日気がつく。彼らが撮った写真を見たら、女性がものすごくかわいく撮れてるし！好きな被写体は、よく撮れるのだとよくわかった。
私は人に声をかけるのが苦手。でも勇気を出して、白黒のシャツを着た、すっごくおしゃれな、エグザイル登坂さん風イケメンの方に、
「写真を勉強しているのですが、お写真撮ってもいいですか？」
と声をかけてみた。ダメ元だったけど、なんとOKしてくれた（ありがとう）！人生初の声かけスナップ！で、この方を撮る時はテンション上がったので、やはり異性（それもイケメン！）を撮るほうがいいのかもしれないと、私は思った。
男性は女性に声をかけ、私は主に外国人に声をかけた。この日は、スイス人の女性と、フランスに住む、スペイン系のカップルに声をかけた。無意識にヨーロッパ人に声をかけてしまってた。
あらためて思うけど、やっぱり私の興味は外国人にある。日本語で声かけるより、外国語のほうがやりやすいし、日本語より、英語とかのほうが、ガンガン行けるし、楽しい。たぶん言葉の性質だと思う。
あと、思ってたより、人が写真を撮らせてくれたことに驚いた！スナップ写真撮りに参加していた男性３人が、比較的しゅっとしたイケメン＆清潔感ある、写真をちゃんとやってそうなおしゃれな人たちだったので、道行く人もOKしてくれたのかも。撮る側の見た目、爽やかさも大事。みんな、写真を撮り終わった後のフォローなどもさりげなくうまくて、勉強になった。
そしてそして！なにより驚いたのが、写真OKしてくれた方たちのポージングがうまかったこと！写真慣れしている人が多かった。今、みんなこんな感じなのかしら・・？撮られ方を研究してる？
あまりにもみんなポーズが決まっているので、
「写真は１ショットで決めて撮りなさい。」
と先生に言われていたのに、ついついたくさん撮っちゃって注意される。たくさん撮ると、だんだんテンションが落ちてきて、いい作品にならないとのこと。
この先生はアーティスト系なので、１ショット。先日出た、別のクラスの先生は、商業写真系なので、
「人物写真は、数百枚単位で撮って、その中のベストな一枚を選んでます。だから、みなさんもたくさん撮ってください。」
と言ってた。雑誌だったら、これは正しい。そしてどちらの先生の意見も正しい。
道行く人に声をかけて写真を撮る、という一番苦手なことをあえてしたので、終わったら、もうぐったり。太るので、普段は食べないようにしている、モンブランプリンをごほうびで食べた。脳が消費して、糖分入れなきゃもたない・・・。
写真、これからの人生の趣味に楽しそうだと思ったけど・・、奥が深すぎ。今まで撮った写真、全部捨てたくなってきた。あと１０年早く気づいていたかった！